Facebook、メッセンジャーアプリ開発プラットフォームとビジネス向けカスタマーサポート機能を発表
Facebookが、メッセンジャー統合アプリを開発できる「Messenger Platform」と、オンラインショップなどがメッセンジャーで顧客に商品配送状況などを連絡できる「Businesses on Messenger」を発表した。
米Facebookは3月25日(現地時間)、開発者会議「F8」で、「メッセンジャー」関連の2つの発表を行った。メッセンジャー向けアプリを開発・提供するための「Messenger Platform」と、メッセンジャーでのカスタマーサポートを可能にする「Businesses on Messenger」だ。
同社はメッセンジャーの月間アクティブユーザー数を6億人と発表した(昨年11月の時点では5億人だった)。
Messenger Platform
Messenger Platformにより、サードパーティーアプリの開発者はメッセンジャー専用アプリ(iOS/Android)を開発できるようになった。発表の段階で、Facebookと協力する40以上のアプリメーカーの“for Messenger”アプリが、米AppleのApp Storeと米GoogleのGoogle Playで公開されている。
ユーザーはこれらのアプリをインストールすることで、メッセンジャーのチャットにGIFアニメや自分で作ったオリジナルのスタンプ、コラージュ写真、動画、音声などを投稿できる。
インストールしたアプリをメッセンジャーで使うと、相手がまだそのアプリをインストールしていない場合はメッセージ内に「Install」ボタンが表示され、これをタップするとアプリストアに誘導される。
自分も使っているアプリを使ったメッセージには「Reply」ボタンがついており、これをタップすると自分からも同じアプリを使ったメッセージを作成・投稿できる。
開発者はこちらからメッセンジャー用アプリ開発を開始できる。
Businesses on Messenger
Businesses on Messengerは、企業がメッセンジャーをカスタマーサポートに使える様にするサービス。例えばオンラインショップは受注ページにメッセンジャーでのサポートを希望するかどうかのオプションを追加しておくことで、受注品の配送状況などの情報をメッセンジャーで送ったり、顧客からのリクエストをメッセンジャー上で受けられるようになる。
Businesses on Messengerはまだプレビューの段階。詳細はこちら。
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