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「Google日本語入力ピロピロバージョン」作れる電子工作キットが登場

エイプリルフールにGoogleが発表した「Google日本語入力ピロピロバージョン」を、実際に作れる電子工作キットが登場した。

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ピロピロインターフェース 電子部品キット

 Google日本法人が今年のエイプリルフールに発表した、「ピロピロ」(吹き戻し)を使ってハンズフリーで日本語入力する「Google日本語入力ピロピロバージョン」を、実際に作れる電子工作キットが登場した。電子工作キット販売のスイッチサイエンスが、直販サイトで販売しており、10日午後4時現在、限定10個のうち7個残っている。価格は5400円(税込)

 Google日本語入力ピロピロバージョンは、センサーとピロピロ(息を吹き込むと丸まった紙筒が伸びるおもちゃ)を組み合わせた入力デバイスで、息を吹き込むと、丸まった紙筒までの距離をセンサーが計測し、その距離に対応した文字をBluetooth経由でスマートフォンに送信して文字入力できる。

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Google日本語入力ピロピロバージョン(GoogleのWebサイトより)

 4月1日、エイプリルフールのジョークとして特設サイトと動画が公開された。作り方も公開しており、部品の3Dモデリングデータや配線図、組み立て図、ソフトウェアをWebサイトからダウンロードできる。

 スイッチサイエンスも実際、Googleが公表した作り方を参考に作ってみたが、完成品はGoogleが動画で紹介していたものより大きく、部品も少なかったという。そこで、動画で使われている部品を特定し、独自に作り方を公開。使った電子部品を「ピロピロインターフェース 電子部品キット」として通販サイトで発売した。

 キットにはBluetoothモジュールや測距モジュール、ユニバーサル基板、DCDCコンバータ、電解コンデンサなどを収録した。組み立て方や使い方の説明書は付属しないため、参考資料を見て自身で調べて組み立ててほしいとしている。

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