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Samsung、Apple専用ディスプレイ製造部門を立ち上げとの報道
SamsungがApple製品向けディスプレイの開発・製造に特化した200人規模のチームを立ち上げたとBloombergが報じた。次期iPhoneのプロセッサ「A9」の製造もSamsungが請け負うとうわさされている。
韓国Samsung Electronicsが米Apple製品のディスプレイ製造に特化した200人規模の専門部門を立ち上げたと、米Bloombergが4月15日(現地時間)、この件を直接知る筋の話として報じた。
この部門は4月1日に創設されたもので、Appleと製品開発で協力し、その情報は部門外との共有を禁じられているという。
Samsungは長くAppleの主要部品サプライヤーであり、同時に競合でもある。両社の関係は、昨年8月に米国以外でのすべての訴訟を取り下げてから軟化している。
Samsungはディスプレイだけでなく、プロセッサでもAppleとの関係を強めている。米re/codeは2月に、Appleは次期iPhoneのプロセッサ「A9」の製造をSamsungに委託すると報じている。
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