首相官邸の屋上で見つかったドローンから微量の放射線が検出されたという。各紙が報じている。
ドローンは午前10時半ごろ、東京・千代田区の官邸屋上で見つかった。直径50センチほどで、プロペラが4つあるタイプ。小型カメラのほか、発煙筒やペットボトルのようなものもついていたという。一部報道によると、機体に放射能を示すマークもあったという。警視庁は威力業務妨害の疑いもあるみて調べているもようだ。
安倍晋三首相はインドネシアを訪問中で、官邸にはいなかった。
ドローンは今年1月に米ホワイトハウス敷地内に墜落したこともある。今回の件をきっかけに何らかの規制に向けた議論が進む可能性もある。
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