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東電、ソフトバンクモバイルを優先交渉先に 電力小売り自由化で提携へ
東京電力は、電力小売りの全面自由化に向けた携帯電話事業者との提携について、ソフトバンクモバイルを優先交渉先に選んだ。
東京電力は5月13日、電力小売りの全面自由化に向けた携帯電話事業者との提携について、ソフトバンクモバイルを優先交渉先として合意に向けた検討を開始すると発表した。今年度上期中の基本合意を目指す。
来年4月に控える電力小売りの全面自由化に向け、携帯とのセット売りによる料金割引サービスなどを全国への販売拡大のてこにしたい考え。NTTドコモ、KDDIとも提携を検討したが、最終的にソフトバンクモバイルを選んだもようだ。
ソフトバンクモバイルは「電力会社とのアライアンスを活用し、電力との融合による新たな付加価値サービスの提供を検討していく」としている。
東京電力は、現在のサービスエリア内ではほかの通信事業者ともサービス開発を検討するとしている。
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