Google純正の自動運転カー、今夏公道デビュー
米Googleは5月15日(現地時間)、自社で開発した自動運転カーのプロトタイプの公道での走行テストを今夏に本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューで開始すると発表した。
同社の自動運転カーの公道走行は2010年10月のプロジェクト発表段階から実施されているが、これまではトヨタのプリウスやレクサスを改造したものが使われており、Google純正のプロトタイプが公道に出るのは初めてだ。
公道ではいつでもマニュアル運転に切り替えられるよう必ずドライバーが乗車し、時速25マイル(約時速40キロ)以下で走行する。
このプロトタイプに搭載するソフトウェアは、これまで公道での走行テストに使ってきたレクサスモデルに搭載しているものと同じ。数十台のレクサスモデルでの累計走行距離は100万マイル(約161万キロ)におよび、現在は週当たり約1万マイル走行しているという。Googleは「従って、新プロトタイプは米国の平均的ドライバーの75年分の経験値がある」とその信頼性を強調する。
Googleは、昨年12月にこのプロトタイプを発表した際、最終的にはステアリングもブレーキペダルもない完全な自動運転カーを目指しているが、カリフォルニア州法で義務付けられているため、現段階のモデルには(脱着可能な)ステアリングなどを付けたと説明している。
このテスト走行では、(他の車や人などの)コミュニティーがプロトタイプにどう対応するかや、例えば渋滞などのせいで停車すべき位置で停車できない場合など、コンピュータにとって判断の難しい問題の解決方法を研究していくという。
同社は11日、自動運転カーの安全性についての記事を投稿し、これまでに発生した事故は、当局に報告する必要のない軽いものを含めて11件で、すべて追突などの“もらい事故”だったと説明した。
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