LINE自作スタンプ、上位10人の平均販売額1億円突破 商品化・ライツマネジメント支援サービス開始
LINE Creators Marketで、複数のスタンプを販売しているクリエイターの売上上位10人の平均販売額が1億を突破。スタンプ作品の商品化・ライツマネジメント支援を行うサービスを開始する。
LINEは5月18日、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できる「LINE Creators Market」で、複数のスタンプを販売しているクリエイターの売上上位10人の平均販売額が1億900万円になったと発表した。トップクリエイターのスタンプ作品の商品化・ライツマネジメント支援を行う「LINE Creators Management」を開始する。
「LINE Creators Market」は昨年5月8日にスタンプの販売を開始スタート。5月7日までの約1年間で、登録クリエイター数は世界156カ国39万人、販売中のスタンプは10万セットを突破し、販売総額は89億4600万円に拡大した。
上位10スタンプの平均販売額は5050万円を突破。複数のスタンプを販売しているクリエイターの売上上位10人の平均販売額は1億900万円と、1億円を突破した。クリエイターズスタンプから誕生したキャラクターがグッズ化・書籍化したり、企業とのコラボレーションを行ったりする事例も生まれている。
「LINE Creators Management」では、クリエイターと企業、ライセンシーなどをつなぎ、スタンプキャラクターを用いたタイアップ企画や商品化、商標出願サポート、海賊版対策などの支援を行う。
まず「アメリカンポップ 関西弁」の小嶋わにさんなど11人が参加。提携先企業としてタカラトミーアーツが決まっており、今後拡大する。
クリエイターが自信のスタンプを投稿・公開して評価を受けられる投稿サイト「LINE CREATORES」を試験公開したほか、6月中をめどに、これまで数カ月間かかっていた審査期間を2週間前後に短縮するなど、スタンプ市場の活性化を図る。
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