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ソフトバンク、29日以降発売の「原則全製品」でSIMロック解除に対応 ただしiPhoneは「コメントできない」
ソフトバンクモバイルのSIMロック解除方針がようやく発表。29日発売の「Galaxy S6 edge」以降、原則すべての製品で解除に対応するが、iPhoneで対応するかは「コメントできない」という。
SIMロック解除の義務付けが始まったことに伴い、ソフトバンクモバイルは5月19日、同社の解除方針を発表した。29日発売の「Galaxy S6 edge」以降、原則すべての製品で解除に対応するが、今後発売するiPhoneでも対応するかは「コメントできない」としている。現在販売中のiPhoneでの対応予定は「ない」という。
受け付けはインターネットなら無料。ソフトバンクショップなら事務手数料3000円がかかる。
SIMロック解除に対応するのは、29日以降に発売する携帯電話やタブレット、モバイルWi-Fiルータの原則全製品。購入日から180日経過していること、解約済みの製品は、解約日から90日以内であることが条件となっている。
SIMロック解除の方針は、NTTドコモとKDDIが4月中に発表しており、ソフトバンクの発表で3キャリア出そろった。
5月19日午後1時20分追記
iPhoneのSIMロック解除対応についてソフトバンクモバイルに取材したところ、「iPhoneでの対応は未定」とコメントがあり、当初の記事にはそう記載していましたが、その後、ソフトバンクがコメントを変更し、「iPhoneでの対応はコメントできない」としたため、記事の記載も変更しました。
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