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オンライン決済サービスのStripe、日本上陸 三井住友カードと提携
新進気鋭のオンライン決済サービスStripeが日本でのサービス開始を発表。国内サービスでは三井住友カードと提携する。
オンライン決済サービスの米Stripeが5月19日、日本でのサービス開始を発表した。三井住友カードと提携して国内向けにサービスを展開する。招待制β版を間もなくスタートする予定で、メールアドレスの受け付けを始めている。
ECサイトなどに組み込むことで、クレジットカードによる支払い決済を代行するサービス。2010年に創業し、イーロン・マスク氏や有力ベンチャーキャピタルのSequoia Capitalなどが出資。米AppleがApple Payの統合プラットフォームに採用したことでも注目を集めている。
日本進出に当たり、昨年6月に日本法人「ストライプジャパン」を設立した。今後、年末にかけてサービスを段階的に提供するという。
国内の決済手数料は一律3.6%(米国は決済額の2.9%+30セント)。世界130以上の通貨に対応する予定で、世界のどこからでも決済を受け付けられるとしている。売上金は「業界最短レベルの日数」で振り込まれるという。
収益計算や口座への入金確認などさまざまな情報を確認できるデジタルダッシュボード機能も提供し、事務処理の手間やコストを削減するという。日本語での顧客サポートは現在準備中としている。
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