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“ドローン少年”逮捕 「三社祭で飛ばす」とネット予告、業務妨害の疑い
「三社祭」でドローンを飛ばすとネット上で予告し、祭りを妨害したとして、警視庁が横浜市の無職少年(15)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。
各社の報道によると、浅草神社(東京・浅草)の「三社祭」でドローンを飛ばすとネット上で予告し、祭りを妨害したとして、警視庁は5月21日、威力業務妨害の疑いで横浜市の無職の少年(15)を逮捕した。
報道などによると、少年は三社祭(5月15〜17日に開催)でドローンを飛ばすと発言した動画をネットに投稿し、主催者に警備を強化させるなどして祭りの運営を妨害した疑い。主催者はドローンなどによる空中からの撮影を自粛するよう呼び掛けていた。
少年は9日、長野市の善光寺境内でドローンを飛ばし、墜落したことで騒動になっていたほか、14日には国会議事堂近くでドローンを飛ばそうとし、警視庁に厳重注意を受けていた。
少年はネット上の配信サイトで動画を配信。川崎市で起きた中1殺害事件の容疑者の自宅近くからの配信で物議をかもしたこともある。
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