Windows 10のリリースは8月31日? オンラインショップが予約受付開始【UPDATE】
MicrosoftはWindows 10のリリース予定をまだ「今夏」としか発表していないが、米老舗オンラインショップのNewegg.comが「リリース日は8月31日」としてWindows 10のHomeおよびProのOEM版の予約受付を開始した。【UPDATE】Microsoftは6月1日、リリース日は7月29日と正式に発表した。
【UPDATE】Microsoftは6月1日(現地時間)、Windows 10のリリース日を7月29日と正式に発表した。なお、Newegg.comのOEM版発売予定はMicrosoftの発表後も8月31日のままになっている。(以下、オリジナル記事。)
米Microsoftの次期OS「Windows 10」のOEM版の予約が米オンラインショップNewegg.comで始まった。リリース日は「2015年8月31日」と明記されている。MicrosoftはWindows 10のリリース予定を今のところ“今夏”としか発表していない。
Windows 10は、Windows 7以降をインストールしてあるPCあるいはタブレットではリリース日から1年間は無料でアップデートできる。Newegg.comが予約受付をしているのは、一般に、新規に購入するハードウェアと一緒に購入する「OEM版」。
上図のように、価格はHomeエディションが109.99ドル、Proエディションは149.99ドルとなっている。Windows 8.1のOEM版では、Homeは99.99ドル、Proは139.99ドル(それぞれ64ビット版)なので、10ドルずつ高くなっている。(Windows 10のエディションについてはこちらの記事を参照のこと)。
Newegg.comは2001年創業の、2500万人以上の会員を擁するカリフォルニア州に拠点を置くオンラインショップ。Computer ShopperやForbesで優良企業として紹介され、CNETの認定ショップにもなっている。
Windows 10のリリース予定については、4月に米AMDのCEOが業績発表後の電話会見で「7月末」と語ったが、Microsoftからはまだ具体的な日程は発表されていない。
Newegg.comの予約ページについては、米ZDnetが最初に報じた。
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