東京・池袋の大型書店「リブロ池袋本店」が7月20日に閉店することが決まった。同店の公式ブログが明らかにした。
同店は1975年9月に「西武ブックストア」としてオープン。1985年に「リブロ」として会社化した。人文・社会系の充実した品ぞろえで「ニューアカデミズムの聖地」とも呼ばれた。現在のリブロは取り次ぎ大手、日本出版販売(日販)の子会社。
閉店は3月に報道され、惜しむ声が上がっていた。
ブログでは「40年間の永きにわたりリブロ池袋本店をご利用いただき、ありがとうございます」とあいさつ。公式Twitterアカウントは「最後の日までリブロ池袋本店らしく、お客さまに本との出会いを楽しんでいただけるような売場づくり・企画を行ってまいりたいと思います」とコメントしている。
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