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Microsoft、「Skype for modern Windows」を7月7日に終了へ
Microsoftが、タブレットなどのタッチ端末向けSkype「Skype for modern Windows」の提供を7月7日に終了する。7日から、同アプリのユーザーはデスクトップ版への移行を促される。
米Microsoftは6月11日(現地時間)、タッチ対応のWindows版Skype「Skype for modern Windows」(以下モダン版)の提供を7月7日に終了すると発表した。同日からこのアプリを起動しようとすると、デスクトップ版Skype(Skype for Windowsデスクトップ)のダウンロードを促されるようになる。
なお、デスクトップ版Skypeはこちらからダウンロードできる。
これまでモダン版を使っていたユーザーは、デスクトップ版をインストールした後、SkypeのアカウントあるいはMicrosoftアカウントでログインできる。連絡先と過去30日間の会話履歴はそのまま継承される。
なお、Windows RT端末は7月7日以降もモダン版を利用できる。Windows RTはWindows 10にアップデートできない。
7月29日にリリース予定の「Windows 10」では、新機能「Continuum」により、1つのアプリをマウス&キーボードとタッチでシームレスに切り替えられるようになる予定だ。
Microsoftは明確には説明していないが、Windows 10版のSkypeもContinuumに対応することになるようだ。
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