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Microsoft、「Visual Studio 2015」のファイナルリリース版を7月20日に公開へ
「Windows 10」リリース直前の7月20日に、Microsoftが「Visual Studio 2015」「Team Foundation Server 2015」「.NET 4.6」のファイナル版を公開する。
米Microsoftは6月29日(現地時間)、「Visual Studio 2015」「Team Foundation Server 2015」「.NET 4.6」のファイナルリリースを7月20日に公開すると発表した。それぞれを公式サイトからダウンロードできるようになる。
Visual Studio 2015は、7月29日にリリース予定の「Windows 10」に対応する最新の開発環境。大きな特徴は、iOSやAndroidを含むマルチ/クロスプラットフォームのアプリを開発できることだ。また、“次世代プレゼンテーションシステム”の「Windows Presentation Foundation(WPF)」のための新しいツールも追加されている。
Microsoftはこれらのツールのリリースに当たり、米太平洋時間の20日午前8時半(日本時間の21日午前0時)からオンラインイベントを開催する。
参加は申し込み不要。開発チームによるQ&Aやデモを視聴できる。
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