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世界遺産「明治日本の産業革命遺産」、ストリートビューに登場 松下村塾の室内も
世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」がストリートビューに登場。23施設を新たに撮影して公開した。
Google Japanは7月5日、同日に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」をストリートビューで公開した。構成資産のうち23施設を新たに撮影。軍艦島などすでに公開していた5施設とあわせ、28の施設がストリートビューで確認できる。
明治日本の産業革命遺産は19世紀末から20世紀初頭、日本の近代化をけん引した製鉄や造船、石炭産業に関連する遺産。松下村塾(山口県萩市)や韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)、「軍艦島」こと端島炭坑(長崎県長崎市)など23の構成資産から成り、8県11市にまたがっている。
新たに公開した松下村塾は、通常は立入りが禁止されている室内も許可を得て撮影。吉田松陰が授業をしていた部屋や寝泊まりしていたといわれる屋根裏部屋も公開した。
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