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“テレビ離れ”鮮明に 短時間視聴が増加 「必要ない」も増加 NHK調査(3/3 ページ)
NHKが5年ごとに行っている調査で、テレビを見る時間が短い人が増加。テレビを「必要」と考える人は9割と大多数を占めるものの、「必要ない」と答える人の割合は増えている。
20代は半数以上が「ネット動画のほうが面白いと思ったことがある」
ネットで動画を見る人は50%と全体の半数に。「テレビよりインターネット動画のほうが面白いと思う」ことがある人は27%(動画視聴者以外も含めた全体の割合)、「時間があるときは、テレビよりも動画のほうを見る」ことがある人は17%(同)だった。「テレビよりインターネット動画のほうが面白いと思う」ことがある人の割合は40代以下で高く、20代以下は半数以上の人が感じていた。
テレビ、ラジオ、インターネット(メールは除く)、ビデオ・DVDなどの映像ソフト、CDなどの音楽ソフト、新聞、雑誌、本の8つのメディアの中から「欠かせないメディア」を1つ選んでもらったところ、1番目に欠かせないメディアとして最も多かったのはテレビ(50%)で、次いでインターネット(23%)、新聞(11%)だった。この5年では、テレビと新聞が減少、インターネットが増加した。
1番目に欠かせないメディアを年代別に見ると、16〜19歳はテレビとインターネットの割合が同程度で、20、30代ではインターネットが最多。40代以上はテレビが最も多かった。
調査は1985年から5年ごとに実施。今年は2月27日〜3月8日にかけ、全国の15歳以上の男女3600人(住民基本台帳から層化無作為二段抽出)を対象にアンケート用紙を配布し、2442人から有効回答を得た。
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