4月に発売したApple Watchの販売状況についてAppleは沈黙を守っているが、今のところ売れ行きはいまいちのようだ。
Business Insiderが調査会社Slice Intelligenceの推定を引用して報じている。米国では発売日に3万5000台を販売したが、7月2日には5000台に落ち込んでいる。日ごとの販売状況をプロットしたグラフは右肩下がりだ。
6月のWWDC基調講演ではAdobe出身のケビン・リンチ氏がWatch OSの次バージョンについてプレゼンしたものの、iOSやMac OSなどの発表に比べると会場の反応は微妙だった。AppleはApple Watchは長い目で育てていくと思われるが、Appleをもってしてもスマートウォッチの普及は簡単にはいかないのかもしれない。
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