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Adobe、Reader/AcrobatやShockwaveの更新版も公開
Flash Player以外にも予告通りにAdobe Reader/Acrobatのセキュリティアップデートなども公開されている。
米Adobe Systemsは7月14日、Adobe Reader/AcrobatとShockwave Playerのセキュリティアップデートをそれぞれ公開し、多数の脆弱性を解決した。また悪用が確認されているFlash Playerの臨時アップデートも同日に公開されている。
ReaderとAcrobatはWindowsとMac向けのアップデートが公開され、リモートからコードを実行されたり、情報が漏えいしたりするなどの問題につながる多数の深刻な脆弱性を修正した。最新版はReader/Acrobat XIがバージョン11.0.12、Reader/Acrobat Xがバージョン10.1.15となる。Reader/Acrobatではデフォルトで更新機能を有効にしている場合、定期的にアップデートのチェックが行われる。
一方、Shockwave PlayerではWindowsとMac向けのバージョン12.1.8.158以前に存在する2件の深刻な脆弱性に対処した。いずれも悪用されると、リモートで任意のコードを実行されてしまうが恐れある。最新版はバージョン12.1.9.159で、Adobeはユーザーに速やに更新するよう呼び掛けている。
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