任天堂は7月23日(現地時間)、Wii U向けゲーム「スーパーマリオメーカー」の発売記念ハッカソンを7月28〜29日に米Facebook本社(カリフォルニア州、メンロパーク)で行うと発表した。発売前のソフトを使い、オリジナルコースを実際に制作する。
ハッカソンはFacebookが従業員向けに開催しており、通常の業務とは別のプロジェクトに個人やチームで取り組んでいる。今回は「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ30周年を記念した新作ゲーム「スーパーマリオメーカー」を題材に、同ソフトのメイン機能であるオリジナルコース作成に挑む。
ハッカソンの様子はイベント後に動画で公開予定。任天堂のSNSアカウントでリアルタイム中継も行う。優秀作品はゲームリリース後、実際にユーザーが無料ダウンロードできるようにするという。
「スーパーマリオメーカー」は日本では9月10日に発売予定。往年の名作ゲームの世界観でキャラクターやアイテム、ステージなどを組み合わせてオリジナルコースを作り、ネットを通して世界中のユーザーと共有できる。NFCを搭載したフィギュア「amiibo」の「SUPER MARIO BROS. 30thシリーズ」とも連動する。
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