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任天堂の今期、営業益は2倍見込む 2Dマリオ新作やスマートデバイス向けゲームアプリ投入
任天堂の今期営業益は約2倍の500億円になる見通し。2Dマリオの新作発売や、DeNAとの提携によるゲームアプリ投入などを計画している。
任天堂は5月7日、2016年3月期の連結営業利益は前期比約2倍の500億円になる見通しだと発表した。
売上高は3.7%増の5700億円、経常利益は22%減の550億円、最終利益は16.4%減の350億円を見込む。「スーパーマリオブラザーズ」発売30周年として、2Dマリオシリーズの新提案となるWii Uソフト「Mario Maker」(仮称)の9月発売などを予定。カード型や編みぐるみによる「amiibo」の発売や、ディー・エヌ・エーとの提携によるスマートデバイス向けゲームアプリの年内配信開始も計画する。
今期、ニンテンドー3DSはハード760万台(前期は873万台)/ソフト5600万本(前期は6274万本)と減少を見込む。Wii Uはハード340万台(前期は338万台)/ソフト2300万本(前期は2440万本)と、ハードは前期並みを想定している。
2015年3月期の連結決算は、売上高が5500億円、営業利益が247億円、経常利益が705億円、最終利益が418億円と、想定を上回る円安で1月発表の予想から上ぶれして着地した。
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