宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月5日、金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の金星周回軌道投入に向けて7月下旬に実施した軌道修正に成功したと発表した。
軌道修正は3回にわたり、姿勢制御エンジンを数十秒以上の長時間にわたって噴射させ、徐々に軌道を修正するという難しい作業だったが、成功した。
ただ8月29日には近日点通過を控えており、劣化が進んだ機体や機器が太陽に近づくことによる温度上昇に耐えられるかどうかがポイントになる。
金星軌道への再投入は12月6日の予定。
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