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ユーザー同士でリアルタイム位置情報を共有できる「LINE HERE」 待ち合わせや家族の居場所確認に
ユーザー間でお互いの居場所をリアルタイムに共有できる位置情報共有アプリ「LINE HERE」が公開された。
LINEは8月20日、ユーザー間でお互いの居場所を共有できる位置情報共有アプリ「LINE HERE」(iOS/Android)を公開した。ユーザーの移動に応じてアイコンも移動し、お互いの現在地をリアルタイムに共有できる。LINEかFacebookのアカウントで認証して利用する。
アプリ上で「シェアルーム」と呼ばれるグループを作成し、位置情報を共有したい相手に招待URLを送信、相手が承諾すると、お互いのアイコンが地図上に表示され、位置情報をリアルタイムに共有・確認できる。同時に複数のシェアルーム・URLを作成・発行でき、それぞれ200人まで参加可能だ。待ち合わせや、花火など屋外イベントでの合流するといった用途を想定している。
自宅や学校、会社など、頻繁に訪れる場所や目標地点を設定することも可能。位置情報を共有しているメンバーが指定した場所に近づいたり離れた場合にプッシュ通知を受け取る設定ができ、子どもが塾に到着したか把握したり、高齢者が自宅を離れたら通知を受け取る――といった使い方もできる。
プライバシー保護のため、シェアルームごとに位置情報の共有が有効な時間を設定でき、設定時間が過ぎたらシェアルームは閲覧できなくなる。個々のユーザー単位でも、自身の位置情報共有を任意で一時的にオフにすることもできるため、ユーザーの意図しない位置情報の共有が行われることはないとしている。
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