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マリオ&ルイージが「風神雷神」に 琳派400年×マリオ30周年、記念びょうぶを制作

琳派400年と「スーパーマリオブラザーズ」30周年を記念し、「風神雷神図」をモチーフとした「マリオ&ルイージ図びょうぶ」が制作された。

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 任天堂は8月24日、「スーパーマリオブラザーズ」30周年を記念し、国宝「風神雷神図」をモチーフにアレンジした「マリオ&ルイージ図びょうぶ」を制作したと発表した。10月23日から「美術館『えき』京都」(JR京都駅内)に一般展示する。

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 スーパーマリオブラザーズ30周年と、日本画の流派の1つ・琳派の創始400年を記念した作品。俵屋宗達による「風神雷神図」をモチーフに、現代の琳派継承者の1人である山本太郎さんが琳派芸術の技法で制作したという。

 企画の発端は山本さん自身の「ささいな思い付き」だったという。「下絵は今までにないというくらいに何枚も描き推敲を重ね、任天堂のデザイナーさんのお力もお借りして作り上げました。本画の制作に関しては毎日が本当に楽しくてあっという間に時間がすぎてしまいました。『もっと描きたいのにもう夜か』と思う日が何度もあったくらいです。ついつい徹夜でゲームをしてしまった子供時代を追体験してしまいました」――と、制作にかけた思いをWebサイトでつづっている。

 一般向けには企画展「琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」(10月23日〜11月29日、美術家「えき」京都)で披露する。

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「マリオ&ルイージ図びょうぶ」全景

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