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iRobotの「ルンバ980」、Wi-Fi接続+カメラ搭載で900ドル 日本でも発売へ

最新のルンバはWi-Fi経由でモバイルアプリ(iOS/Android)で操作でき、本体のカメラで掃除しながら周囲を撮影して作成したマップを基に各部屋をくまなく掃除し、1回の充電で2時間は稼働する。米国での販売価格は約11万円で、日本での発売は第4四半期(10〜12月)初頭という。

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 米iRobotは9月16日(現地時間)、ロボット掃除機「Roomba(日本ではルンバ)」シリーズの新製品「Roomba 980」を発表した。価格は899.99ドル(約11万円)で、米国では17日に発売される。日本での発売は第4四半期(10〜12月)初頭という。

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Roomba 980

 同シリーズで初めてWi-Fiでネットワークに接続し、AndroidおよびiOS版「HOME App」アプリでの簡単な制御が可能になった。アプリで操作できるのは、掃除のスケジュール設定、掃除開始、ダスト容器のゴミを捨てるタイミングの表示などだけで、掃除中に方向を指示するようなことはできない。

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Roomba 980はAndroid/iOSアプリで操作できる

 本体上部中央にカメラを搭載し、同社が軍事ロボットで培ってきた技術「vSLAM」を採用することで、Roombaシリーズの高速応答プロセス「iAdapt」をアップグレードした。Roombaはこのカメラで掃除中に周囲を撮影してマップを構築し、このマップに沿って(掃除可能な)すべてのスペースをくまなく掃除する。途中でバッテリーが切れそうになってホームベースに帰っても、充電完了後掃除の途中から再開し、完了させる。

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vSLAM対応カメラ

 また、絨毯を検知すると吸引力を2倍にする「Carpet Boost」も追加された。バッテリーの持ちが改善され、1回の充電で2時間連続で稼働する。

変更履歴:当初「日本での発売は9月29日」としていましたが、誤りでした。お詫びして訂正いたします。[2015/9/17 19:40]



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