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タグ・ホイヤー、11月9日に初のAndroid Wear端末を発表へ
高級腕時計メーカーのTAG Heuerが、11月9日に同社初のAndroid Wear搭載腕時計を発表する。価格は1800ドル(約22万円)になる見込みだ。
仏LVMH傘下のスイス高級腕時計メーカーのTAG Heuerは10月12日(現地時間)、同社初の“接続された”腕時計「Connected」の発表イベントを11月9日にニューヨークで開催すると発表した。ティーザーサイトには開発パートナーとして米Googleと米Intelの社名があり、Android Wear端末になるとみられる。
同社は3月、Intelのプロセッサを搭載し、Googleの「Android Wear」を採用するスマートウォッチを製造し、年内に発売すると発表した。
米Reutersは3月の時点で、この端末はTAG Heuerの人気コレクション「Carrera(カレラ)」のデジタル版レプリカになると報じたが、TAG HeuerがGoogle+に投稿したティーザー画像を見ると、ベゼルはかなりシンプルで、リューズも1つのようだ。
同社のジャン・クロード・ビーバーCEOは米CNBCのインタビューで、同端末は1800ドル(約22万円)になると語った。同氏は「この価格については心配していたが、Appleが(Apple Watchで)端末を1500ドル以上で販売できることを証明したのでほっとしている」と語った。「Apple Watch」の最も高いモデルの価格は1099ドルで、「Apple Watch Edition」の価格は1万ドルからだ。
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