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コスプレSNS「Cure」サービス終了 「WorldCosplay」と統合し「世界で愛されるコスプレサイト」に
コスプレSNS「Cure」が姉妹版「WorldCosplay」とサービス統合する。
ピクシブの100%子会社キュアは10月15日、コスプレSNS「Cure」を来年3月末で終了し、世界展開する姉妹サービス「WorldCosplay」と統合すると発表した。新サイトは「Cure - WorldCosplay」に名称変更する。
Cureは2001年、コスプレ写真の投稿やユーザー間での交流ができるコミュニティーサイトとしてオープンした。国内最大規模のサービスとして100万人超のユーザーを抱える。
WorldCosplayはCureの姉妹版として2012年にスタートし、現在のユーザー数は45万人程度。海外からは中国を中心としたアジア圏が多く、米国や中南米、ヨーロッパでも伸びているという。
担当者は統合の理由として、「オープン当初は同じ趣味を持つ限られた人と交流できる場としてニーズがあったが、社会の変化やSNSの広がりでよりオープンに写真を投稿し、作品として不特定多数に見せる人も多くなり、海外ユーザーの使い方との差が小さくなってきた」と時代の変化を挙げる。閲覧権限の設定ができ、コミュニティー機能がより強かったCureを、ポートフォリオ的要素が強いWorldCosplayに寄せることにしたという。
11月中に投稿画像の一括インポート機能を提供し、移行を促す。3月のサービス終了に向け順次機能を停止していく。
サービス終了にあたって「日本で14年間に渡りみなさまに愛され培った歴史を譲り受け、それを土壌とし、世界中で愛されるコスプレサイトへと進化していきます」とコメントしている。
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