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フィンランド、世界初の“お国柄絵文字”を発表 Nokia端末やサウナも
フィンランド政府が、世界初のお国柄絵文字のステッカーセットを発表した。12月1日からオンラインで公開するクリスマスカレンダーで毎日1つずつ公開していく計画。
フィンランドの外務省は11月4日(現地時間)、世界初の“お国柄絵文字”ステッカーセットを発表した。公式サイトで公開するクリスマスカレンダーで使うもので、全部で24個の絵文字を毎日1つずつ公開していく計画。
クリスマスカレンダーは日本語を含む13カ国語で、12月1日にこちらのページで公開される。
最初の3つの絵文字だけ紹介された。その中の1つは、150年の歴史を誇る携帯端末メーカーNokia(現在は携帯端末市場からは撤退している)の代表的な携帯端末「Nokia 3310」だ。タイトルは「Unbreakable(壊れない)」。同モデルは最も売れた端末の1つで、その丈夫さで知られているという。
後は、「サウナ」と「ヘッドバンガー」。サウナについては説明は不要だろう。日本ではあまり知られていないが、フィンランドの夏は「ルイスロック」をはじめとする多数の大規模なロックフェスが開催されることで有名だ。
残りの21個の中には「国際的に有名なフィンランド人」などがあるという。ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン氏やLinux開発者のリーナス・トーバルズ氏などが登場するかもしれない。また、RovioのAngry Birdsの登場にも期待したい。
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