ソフトバンクは11月11日、家族であることを条件とする割引サービスの条件に、地方自治体などによる同性とのパートナーシップ証明書類を含めると発表した。12日から申し込みを受け付ける。
同社は以前から「ホワイト家族24」「家族データシェア」などの家族を対象としたサービスについて、血縁・婚姻関係に加え、生計を同じくする同住所の居住を確認できるパートナーシップにも適用している。このため、証明書を発行していない地域でも、同住所であれば関連サービスを利用できる。
携帯電話事業者では、NTTドコモ、KDDIも同性パートナーシップ証明書を条件に家族割引を適用することを発表している。
全国に先駆け同性カップルを結婚に相当する関係として認める条例を制定した東京・渋谷区では、「パートナーシップ証明書」の発行が5日に始まったばかりだ。
関連記事
- KDDI、同性パートナーに「家族割」適用
KDDIは「家族割」などの適用範囲を、同性パートナーにも広げると発表した。 - ライフネット生命、同性パートナーを死亡保険金受取人に指定可能に
ライフネット生命は、死亡保険金受取人として同性パートナーも指定可能にする。 - 渋谷区、同性カップルに「パートナーシップ証明書」11月5日から発行
東京都渋谷区は、同性カップルを結婚に相当する関係として認める「パートナーシップ証明書」を11月5日から発行する。 - 渋谷区、同性パートナー条例が成立
同性カップルのパートナーシップを結婚に相当する関係として認め、証明書を発行する東京都渋谷区の条例が区議会で可決・成立した。 - 同性カップルにも“普通”の結婚式を LGBT向けウェディング事業が目指す、支援とビジネスの両立
人生の幸せな1シーン「結婚式」。異性カップルなら当たり前のように行うこのイベントがセクシュアルマイノリティの人々にとっては難しい。同性愛者の結婚式を支援する事業を行うLetibeeに、国内での現状や今後の展望を聞いた。 - Facebookプロフィールが虹色に 全米の同性婚承認祝う新機能 Twitterにも虹色のハート
全米の同性婚容認を歓迎し、FacebookとTwitterがそれぞれ、LGBTの尊厳を象徴する虹色の旗をイメージした新機能をリリースした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.