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“Tのスマホ”に最新機種「TONE m15」 LTE対応、料金体系はシンプルに(2/2 ページ)
“Tのスマホ”「TONE」の最新モデル「m15」が発売。LTEに対応したほか、シンプルな料金体系で、誰もが使える「安心品質のサービス」を提供するという。
TONEは“スマホ”ではなく“コンピュータ”
トーンモバイルの石田宏樹社長(フリービットCEO)は、スマホの登場によって「端末がグローバルスタンダード化し、回線やサービスなどの一元化が難しくなった」と指摘。「料金の高額化、料金体系の複雑化といった問題が生まれた」と話す。「他のキャリアは、電話の延長線上にスマホを定義した結果、料金体系などあらゆる面で複雑化した。選択の幅が増えすぎ、ユーザーが逆に“選べない”状況に陥っている」(石田社長)。
同社はフリービットの知見を生かし、回線、端末、サービスを自社で開発。CCCグループが強みとする「生活提案力」も活用し、サービス、ソフトウェア、ハードウェアを垂直統合し「シンプルで安心品質のサービスを提供したい」(石田社長)という。
石田社長は「TONE」を「スマホではなくコンピュータ」ともコメント。「(インターネット企業として)PC、タブレットと推移し、“スマホの形をしたコンピュータ”に到達しただけ」と述べ、携帯電話会社とのロードマップの違いを強調する。「我々が目指すのは『シンギュラリティ(技術の特異点)時代』に使えるコンピュータ。『m15』はスマホではなく、そのコンピュータに一歩近づいたに過ぎない」(石田社長)。
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