iPad Proに対応したGarageBand、間もなく登場?
AppleサイトのiPad Proスクリーンショットに、次期GarageBandが潜んでいることが分かった。
せっかく発売されたiPad ProだがApple PencilもSmart Keyboardも4〜5週間待ちという状態。音楽制作ならばどうかとAppleは自社ページでGarageBandを提案しているのだが、どうもおかしいことに気づいた。
購入したiPad ProでGarageBandを走らせてみると、どうしてもAppleのサイトにあるものと同じデザインにならないのだ。
Appleの公式サイトに掲載されている画面写真では、Classic Rock Organという、ハモンドオルガンを模した音源に2段鍵盤が配置されており、その左上にはトーンホイールをコントロールするドローバーがある。しかし、iPad Proに現在インストールできるGarageBand(バージョン2.0.7)ではこのようなデザインにならない。2段鍵盤にすると、ドローバー表示は隠されてしまうのだ。
Appleサイトの写真では鍵盤の縦サイズが短くなっており、ドローバーを表示するスペースが生まれている。さらに、楽器を選択する「音源」がアイコン化されているようだ。
このことから、iPad Proに最適化されたGarageBandの新バージョンが用意されていることが予想できる。もっともこれはiPad Proの登場に合わせるべきだったと思われるのだが。
iPad Pro最適化バージョンでは表示・編集できるトラック数が現在の8からさらに増えそうだし、Smart Guitarで演奏可能な領域は現行の8フレットからさらに高音域までカバーできるかもしれない。
同様に、Macで動作する音楽制作ソフトLogic Pro XをiPadからコントロールする、コントロールサーフェスアプリ「Logic Remote」もiPad Proに最適化されたデザインとを期待したいところだ。
これら純正音楽制作アプリが登場すれば、画面サイズが広がり、スピーカーの強化により音量・音質も向上した「楽器としてのiPad Pro」の評価は高まりそうだ。
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