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Googleが買収したSongzaのサービスが来年1月末に終了 「Play Music」への移行を推奨
Googleが「Google Play Music」のプレイリスト機能強化の目的で昨年4月に買収したSongzaが北米で提供してきた音楽サービスが、来年1月に終了する。Songzaのユーザーは無料でGoogle Play Musicに移行できる。
米Googleが昨年4月に買収したSongzaのサービスが、2016年1月31日に終了する。Songzaのチームが12月2日(現地時間)、公式ブログで発表した。
Songzaは手作りの音楽プレイリストが特徴の、音楽ストリーミングサービス。北米で無料のAndroidおよびiOSアプリを提供している。
Googleは買収したSongzaの機能を「Google Play Music」に統合してきた。Songzaのチームによると、この統合が完了したため、今後はGoogle Play Musicの機能向上に専念するという。
Songzaのプレイリスト機能は日本でも利用できる。「心地良い目覚め」「勝組モードで目標達成」など気分に合わせたプレイリストが並ぶオススメコーナーには、Songzaの技術が採用されている。
Googleは6月、北米でGoogle Play Musicの無料版を立ち上げており、現行のSongzaユーザーは無料でGoogle Play Musicにプレイリストや設定をSongzaから移行できる。
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