次期「Nexus 7」はHuawei製で来年発売?
Googleの次期「Nexus 7」が来年にも登場するかもしれない。Huaweiが開発元として名乗りを上げているようだ。
米GoogleのAndroidタブレット「Nexus 7」の新機種が、中国Huaweiの製造でいよいよ来年にも登場するかもしれない。過去にNexusなどの新製品情報を的中させてきた中国SNSユーザーの投稿を基に、国内外のブログメディアが伝えている。
うわさの発端は、中国の大手SNS微博(Weibo)でこのほど投稿された「2016年のNexus 7開発プロジェクトはすでに始まっている。開発元はまだHuaweiに決定していないが、彼らは(Nexus 6Pに続いて)再びGoogleのパートナーになりたいと考えている」という書き込み。投稿主は、Nexus 6Pが中国メーカー製だと事前に的中させた手机晶片達人氏(達は中国文字)だ。
現行のNexus 7は2013年モデルで、すでに発売から約2年半が経過している。その前年に発売した初代Nexus 7はAndroid 6.0へのアップデートが提供されておらず、現行機種へのアップデート打ち切りも時間の問題だと考えられている。2013年モデルがいまだに人気があることを考えると、Googleが後継機の投入を急いでいる可能性はありそうだ。
ブログメディアの携帯総合研究所は微博の投稿を基に、Nexus 7(2016)はNexus 6Pのようなフルメタルボディを採用しつつ、Android 6.0でサポートした指紋認証とUSB-Cポートを搭載し、来年6月前後に開催見込みの「Google I/O 2016」終了後から秋ごろにかけて発売されるのでは――などと予測している。
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