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「空中都市」マチュピチュをストリートビューで探索

Googleマップの「ストリートビュー」に、15世紀のインカ帝国の遺跡「マチュピチュ」が登場した。

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 Googleマップの「ストリートビュー」に、15世紀のインカ帝国の遺跡「マチュピチュ」が登場した。ペルー文化省の協力で実現したもので、「15世紀からその姿を留める神殿、段丘、広場をぜひ、探索してみてください」としている。

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 マチュピチュは、海抜2400メートル以上に位置する聖域。険しい山中に位置し、空中に浮いているかのようにも見えることから「空中都市」とも呼ばれる。

 ストリートビューでは、最も高い場所に位置する「主神殿」や、社交や宗教的祝祭の儀式が行われたとされる「中央広場」、太陽神インティに捧げられた「太陽の神殿」、複雑な建築デザインの「三つの入口の家」などを探索できる。

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Google Cultural Instituteで公開されている出土品

 マチュピチュからの出土品の写真は、アート作品などをネットで公開する「Google Cultural Institute」で公開した。蝶の模様を持つ皿や、社会的地位の高さを示すために用いられた「Unku」と呼ばれる布地などを閲覧できる。

 Googleマップでは、マチュピチュに向かうアンデス登山電車や、世界で最も多くのインカ時代の品々を収蔵するカサ・コンチャ博物館のバーチャルツアーも楽しめる。

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