気象庁は12月9日、Webサイトで公開している天気図について、従来の白黒版に加え、カラー版の提供を始めた。
気圧配置などを示す「実況天気図」(1日4回発表)と、24時間後・48時間後を示す「予想天気図」(1日2回発表)の2種類。低気圧や温暖前線を赤、高気圧や寒冷前線を青――などと色分けし、視認性を高めた。
対象地域は日本周辺域とアジア太平洋周辺域。提供開始に合わせ、過去3日分をさかのぼって閲覧できるようにした。
同庁は、天気図をより身近なものとし「防災機関や船舶関係者の関係者に限らず、広く国民に活用してもらいたい」としている。
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