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Boston Dynamicsの犬型ロボット、サンタのソリのトナカイに
犬型ロボットがトナカイの角を付けてサンタのソリをさっそうと引く動画を、Google傘下のロボットメーカー、Boston DynamicsがYouTubeで公開した。
トナカイの角をつけた犬型ロボットがサンタのソリを引く──。そんな動画を、米Google傘下のBoston Dynamicsが12月22日(現地時間)、YouTubeで公開した(記事末に転載)。
Boston Dynamicsは、Googleが2013年12月に買収したロボットメーカー。起伏の多い場所でも約150キロまでの荷物を時速6.4キロで運搬できる「Big Robot」や、ギャロップで走る「Spot」(開発中)などの四足歩行ロボットで知られる。Spotの紹介動画で安定性を示すための開発者が足蹴にするシーンが“虐待”と批判されるほど、そのしぐさは動物のようだ。
HappyHolidaysと題された動画は、同社キャンパス内と思われる場所を、3頭の犬型ロボット(恐らくSpot)が縦列に歩き、3頭目がサンタのコスチュームを着た女性が乗るソリを引いているというもの。
犬型ロボットがトナカイの職を奪う日も近いかもしれない。
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