Samsung、両手にはめるVRコントローラー「Rink」他をCES 2016で発表へ
Samsungが、両手にはめてVR HMDと一緒に使えるコントローラー「Rink」やベルト型ヘルスケア端末「WELT」、イヤフォンなどなしに骨伝導でプッシュ通知を“聞ける”「TipTalk」をCES 2016で初披露する。
韓国Samsung Electronicsは2015年12月30日(現地時間)、2016年1月6日から米ラスベガスで開催の「CES 2016」で、「Gear VR」などのVR(仮想現実) HMD(ヘッドマウントディスプレイ)で使えるコントローラー「Rink」を披露すると発表した。
Rinkは、同社のイノベーションラボ「Creative Lab」のプロジェクトで開発されたコントローラー。左右の手にはめることで、手の動きをVR HMDの仮想世界に表示できる。Samsungが公開した写真を見ると、HMD側にRinkを接続するためのアダプターのようなものを設置する仕組みのようだ。これならGear VR以外の、例えばもうすぐ予約が開始される「Oculus Rift」でも利用できそうだ。
同じようなコントローラーとしては、米Oculus VRの「Oculus Touch」がある。Oclus Touchは2016年下半期発売の予定だ。Rinkの発売時期がCESで発表されるかどうかは不明。
Samsungはこの他、一見普通の男性用ベルトのように見えるヘルスケアウェアラブル端末「WELT」や、耳に指を当てるだけで端末のテキストによるプッシュ通知を音声で聞けるようにするツール「TipTalk」を発表する計画だ。
Samsungがこれらのアイテムを発表するCES 2016でのキックオフカンファレンスは1月5日の午後2時から(ライブストリーミングの有無はまだ不明)。
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