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小型ボディーに4ボイスポリフォニックアナログシンセ KORG「minilogue」発売
37キー・幅50センチの本体に4ボイスポリフォニックアナログシンセを搭載する「minilogue」をKORGが発売。
コルグは1月15日、ポリフォニックアナログシンセサイザー「minilogue」(ミニローグ)を1月下旬に発売すると発表した。37キー・幅50センチの小型ボディーに新開発のフルプログラマブル4ボイスアナログシンセサイザー回路やオシロスコープも搭載する。オープン価格で、実売予想価格は5万5000円前後。
「このクラスではあり得ない」という4ボイスポリフォニックを実現。4ボイスのポリシンセとして使ったり、ユニゾン2ボイス、全ユニゾンのものシンセ、コード発音、最大4音のアルペジエータ──など、4ボイスを組み合わせられる8つのボイスモードを搭載する。
200までプログラムを保存(出荷時は100がプリセット)できるフルプログラマブル仕様。「サウンドを選択して、あとは好きにノブをいじるだけ」の音色作りを楽しめる。16ステップのシーケンサーも搭載する。
本体は2ミリ厚のアルミパネルでフロントをカバー。多数のノブに加え、有機ELディスプレイによるオシロスコープも搭載。パラメータによる音の変化をリアルタイムに確認でき、「シンセサイザーの原理の理解を助けるとともに、中毒的な楽しさをもたらす」という。背面はウッドパネルになっている。「volca」や「electribe」など、同社製マシンと同期する端子も搭載する。
サイズは500(幅)×300(奥行き)×85(85)ミリ、重さ2.8キロ。
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