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紫外線で固まる液体プラスチック「BONDIC」 欠損パーツも元通り
紫外線(UV)を照射して固める液体プラスチック「BONDIC」が、クラウドファンディングで支援を募っている。
紫外線(UV)で硬化する液体プラスチック「BONDIC」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行予約を募っている。割引後の価格は2400円(税別)。
専用のUV LEDライトを約4秒間照射すると固まる液体のプラスチック。ガラスや金属、木、布、紙、プラスチック、セラミックなど、さまざまな素材と接合できる。
液体を固めた後、削ったり色を塗ったりでき、少しずつ塗り重ねることで欠損したプラスチック部分の復元も可能だ。防水性もあり、水中でも接着できるほか、人体にも影響はなく、瞬間接着剤のように必要以上に手につく心配もないという。
カナダの接着剤メーカー「BONDIC」が開発し、オリエント・エンタプライズが国内向けに販売する。元歯科医だった創始者の一人が、歯の治療法「ダイレクトボンディング」からヒントを得て考案したという。
プロジェクトページでは19日の時点で、目標額の15万円を上回る90万円以上が集まっている。現在も出資を受け付けており、発送は3月を見込む。クラウドファンディングでの先行販売の結果やユーザーの声を分析し、今夏発売予定の日本語版パッケージ展開に生かすという。
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