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Windows 10版ユニバーサルDropboxアプリが間もなく登場 ドラッグ&ドロップでのアップロードなどが可能に
「Dropbox for Windows 10」はDropboxクライアントと並行して提供される。新アプリは「Windows Hello」や「ジャンプリスト」などのWindows 10機能に最適化されている他、ドラッグ&ドロップでのファイルアップロードも可能だ。
米Microsoftと米Dropboxは1月21日(現地時間)、「Windows 10」のユニバーサルアプリ版「Dropbox for Windows 10」を発表した。数日中にデスクトップおよびタブレット向きにWindows Storeで公開する。将来のアップデートでモバイル(Windows 10 Mobile)にも対応する見込みだ。
Windows 10では、Windows 8版Dropboxをそのまま使えるが、新アプリはWindows 10に最適化されており、特にタッチ対応ディスプレイ搭載のWindows PCやタブレットで便利だ。
主な機能は次の通り。
- WindowsエクスプローラからDropboxにドラッグ&ドロップでファイルを移動できる
- アプリ内でファイルのフォルダ間の移動あるいはコピーが可能
- 「Windows Hello」でDropboxにログイン
- タスクバーのジャンプリストの右クリックでDropbox内のファイルにアクセス
- デスクトップへのファイル共有のプッシュ通知
なお、Windows 8版DropboxはDropboxデスクトップクライアントとして今後も提供していく。大きな違いは、デスクトップクライアントはDropboxのフォルダを自動的に監視してファイルを同期するが、新アプリはそれがない点だ。メインのPC以外のタブレットなどで使うのに便利そうだ。
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