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東芝、眼鏡型端末「Wearvue」出荷前に開発・発売中止 事業運営体制の見直し
東芝が1月に発表した眼鏡型端末「Wearvue TG-1」の開発・発売を中止。事業ポートフォリオ、事業運営体制の見直しを理由としている。
東芝は2月22日、眼鏡型ウェアラブル端末「Wearvue TG-1」の開発・発売を中止すると発表した。事業ポートフォリオや事業運営体制の見直しが中止の理由だという。
1月に発表した光学シースルー型の眼鏡型端末。右目にハーフミラーレンズを使用し、投影装置がレンズの前を覆い隠さず、広い視野を確保するとして「第2回ウェアラブルEXPO」でも注目を集めた。実売予想価格は21万6000円、出荷開始は2月29日を予定し、すでに先行予約を募っていた。
同社は昨年12月に「新生東芝アクションプラン」を発表。パソコン、映像、家庭電器などの事業について、人員削減を含む構造改革を断行するとしていた。
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