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Android版Adobe Lightroom、RAW(DNG)形式での撮影が可能に
Adobeの無料写真編集アプリ「Adobe Photoshop Lightroom」のアプリ内カメラで、RAW形式(Adobeが提唱するDNG形式)での撮影が可能になった。
米Adobe Systemsは2月22日(現地時間)、無料写真編集アプリ「Adobe Photoshop Lightroom」(以下Lightroom)のAndroid版をバージョン2.0に更新した。このアップデートで、アプリ内カメラでRAW形式での撮影が可能になった。
Android版Lightroomは、Creative Cloudへの登録も必要のない単体の写真編集アプリ。アプリ内カメラで撮影した写真を編集し、端末内やGoogleドライブ、(Creative Cloudに登録していれば)Adobeのクラウドストレージなどに保存できる。以前からAdobeのRAWフォーマット「DNG(Digital NeGative)」の画像の編集はできたが、今回撮影も可能になった(端末がDNGキャプチャ機能をサポートしている必要がある)。
このアップデートではこの他、トーンカーブ、明暗別色欲、かすみの除去補正ツールなどが追加された。
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