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東日本大震災から5年 Google、被災地のストリートビューを更新 「東北の今を知る一助に」
東日本大震災で被災した地域のストリートビューをGoogleが更新。被災から5年が経った東北各地の風景を閲覧できる。
Google日本法人は3月2日、東日本大震災で被災した地域のストリートビュー画像を更新した。2015年6月から16年1月にかけて、岩手県、宮城県、福島県、茨城県内の59市19町4村を撮影し、「東北の今を知る一助となることを願っている」としている。
11年7月に開始した「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環。Googleマップに加え、特設サイト「未来へのキオク」でも公開している。「震災前」「震災直後」「震災後(2015年)」の3つの時点で町並みの変化を閲覧できる。
震災遺構として保全工事が進む「たろう観光ホテル」(岩手県宮古市)、現在も被災した建物がそのまま残る請戸漁港(福島県浪江町)、除染のために除去した土が入ったフレキシブルコンテナが並ぶ陸前浜街道(福島県楢葉町)――などを確認できる。9月に避難指示が解除された楢葉町では、町職員が撮影機材「トレッカー」を担いで8カ所の撮影に協力したという。
岩手県宮古市から宮城県石巻市、宮城県亘理町から福島県広野町にかけては、沿岸の航空写真も更新した。
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