フリマアプリを運営するメルカリは3月2日、総額約84億円の資金調達を完了したと発表した。グローバル展開と国内サービス拡大を図る。
2013年7月にリリースしたしたスマートフォン利用に特化したフリマアプリ。国内の月間流通額は100億円に達し、世界3500万ダウンロードのうち、2500万が国内、700万が米国からとなっている。
「LINE MALL」が5月末のサービス終了を発表するなど、競争が激化するC2C取引市場だが、資金調達によってさらなるグローバル展開と国内でのサービス拡大を図る考えだ。
調達先は、三井物産、日本政策投資銀行、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合、既存株主のグロービス・キャピタル・パートナーズ、World Innovation Lab(WiL)、グローバル・ブレイン、同社の経営陣から。創業以来の累計調達額は約126億円となる。
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