GoogleのリマインダーがWeb版カレンダーでも操作可能に
モバイル版Googleカレンダー、Inbox、Google Keepで同期して使えるリマインダーを、Web版Googleカレンダーでも作成・編集・削除できるようになる。
米Googleは4月5日(現地時間)、現在モバイル版GoogleカレンダーやInbox、Keepなどで同期できているリマインダーを、Web版Googleカレンダーでも表示・操作できるようにしたと発表した。今週から“ローリングアウト”していく。
これで、Windows、Mac、iOS、AndroidのGoogleサービスを横断してリマインダーを管理できるようになる。
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Googleサービスのリマインダーは、日時を指定しないこともできるTo-Doリスト。やるべきことを完了したらスワイプ(モバイル端末の場合)や削除ボタンのクリック(デスクトップの場合)で消し込める。まず2013年3月リリースのメモアプリ「Google Keep」で利用できるようになり、その後、2014年10月立ち上げのメールアプリ「Inbox」にも追加された。モバイル版のGoogleカレンダーでは2015年12月から利用できるようになっている。
Web版では、新規予定作成ウィンドウの上部の従来の「予定」の右隣に「リマインダー」が表示されるようになり、これをタップすると時間指定のないリマインダーを入力できる。
作成したリマインダーは同じアカウントで使っているInboxやGoogle Keep、Google Nowにも反映される。リマインダーはどの端末のどのサービスでも編集・削除でき、その変更はすべてのサービスに反映される。
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