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ソニーのHMD「PS VR」は「ユーザーに暗く閉じこもってほしくない」 みんなで遊べる機能を実装(1/2 ページ)
「PlayStation VR」はどんな思想で開発しているのか――SIEの吉田修平氏が語った。
PlayStation 4とつないで楽しむVR HMD「PlayStation VR」(PS VR)は、どんな思想で開発しているのか――5月10日に都内で開かれた「Japan VR Summit」で、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)ワールドワイド・スタジオプレジデントの吉田修平氏が語った。
「買って帰ったらすぐ遊べる」
VR HMD市場では、「Oculus Rift」や「HTC Vive」がすでに発売されている。これらを動かすには、ハイスペックなゲーミングPCと、PCに関するある程度の知識が必要だ。
その点、PS VRは「技術に詳しくない方でも、買って帰ってPS4につなげばすぐ使える。複雑な設定なく誰でも簡単にVRが楽しめることをすごく大切に考えて作っている」という。
PCと接続するHMDの場合、ユーザーのハードスペックはまちまちで、HMDの性能もアップデートによって変わることがある。PS VRはすべてのユーザーが同じスペックのハードを持っているため、コンテンツの開発もやりやすいという。
「ユーザーがすべて同じハードを持ち、開発者も同じハードで開発できる。事前にユーザー体験を確認してからリリースできるという良さがある」。
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