米Appleが新しいiPad用スマートケースの特許を取得したと、Apple情報サイト9TO5Macが伝えている。それによれば、このスマートケースは従来の単なるケースと違い、拡張ディスプレイとソーラーパネル、あるいはペンタブレットとして利用することができる。iPadの使い方を大きく拡張しそうだ。
新しいスマートケースは、ケースの概念を超える真にスマートなケースのようだ。Smart Keyboardのように、iPadに内蔵されたスマートコネクタによって接続される。
現在のスマートケースと同じように、カバーを折りたたんでiPadを片手で扱ったりスタンドとして利用できるが、図を見るとどうも4つ折りを想定しているようだ。この4つのパネルに、1つはサブディスプレイ、3つはソーラーパネルを組み込んだ製品が登場しそうだ。
ケースに内蔵されたソーラーパネルは、どの程度の性能を持つものか不明。
サブディスプレイは本体のディスプレイをそのまま延長するのではなく、テキスト表示に限定したもののようだが、Appleが新しい使い方を提案してくることを期待したい。
もうひとつ、折りたたみではなく広い面積を使って、ペンタブレットを内蔵したスマートケースも用意されそうだ。
言うまでもなく、Appleが特許を取得したからといってそれがすぐ製品に結びつくわけではないが、同記事はこの製品がすでに生産に入っていると伝えている。
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