Apple、ジョナサン・アイブ肝いりの新設計Apple Store1号店開店へ
Appleが、ジョナサン・アイブCDO(最高デザイン責任者)が手掛ける新設計のApple Storeを5月21日にサンフランシスコのユニオンスクエアで開店する。約13メートルの透明ガラスのスライドドア越しに美しいユニオンスクエアが広がる。
米Appleは5月19日(現地時間)、多数の新機能やサービスを搭載した新設計のApple Storeをカリフォルニア州サンフランシスコのユニオンスクエアに開設すると発表した。21日の午前10時に開店する。
2015年5月に最高デザイン責任者(CDO)に就任したジョナサン・アイブ氏が手掛けたこの設計は、今後世界中のApple Storeに展開していく計画という。
正面のガラス製スライドドアは高さ42フィート(約12.8メートル)で、店舗の中からユニオンスクエアの美しい風景を楽しめるという。
店舗の屋上に設置した光起電力パネルで発電するものを含め、店舗の電力を100%再生可能エネルギーでまかなう。
製品展示テーブルの周辺では「Creative Pro」と呼ばれる専門知識を持つ店員が顧客に製品を説明し、従来のGenius Barは「Genius Grove」という名称になり、ゆったりした空間でサポートを受けられる。セミナーやトレーニング用の「The Boardroom」、講演会などに使える「The Forum」があり、24時間開放する「The Plaza」では無料のWi-Fiを提供する。
リテール&オンラインストア担当上級副社長のアンジェラ・アーデンツ氏は発表文で「Appleは15年前の今日、Apple Storeの最初の2店舗を開店した。われわれは店舗の設計を進化させているだけでなく、店舗の目的とコミュニティーにおける役割も進展させていく」と語った。
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