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Airbnb、近隣民泊への苦情報告ツールを公開
日本を含む世界190カ国で利用されている民泊サービスAirbnbが、近隣住民が騒音やゴミなどのトラブルの苦情を匿名でもホストに伝えられる報告ツールを公開した。
米民泊サービスのAirbnbは5月31日(現地時間)、同社のサービスを利用する民泊の近隣住民向けに、苦情を報告するためのツール「Airbnbと近隣のホスト」を公開した。
騒音やゴミ問題などのトラブルを報告すると、Airbnbが審査し、必要に応じてホスト(民泊運営者)に懸念を伝える。
報告フォームには名前とメールアドレスを入力する必要があるが、ホストに名前を明かさずに懸念を伝えることもできる。希望すれば、ホストと直接話し合えるように連絡先を伝えることも可能だ。
Airbnbの民泊は現在、日本を含む190カ国以上で提供されており、累計8000万人以上が利用したという。
民泊は日本でも外国人観光客の増加に伴い、慢性的な宿泊施設不足の解消策の1つとして注目されているが、近隣住民との間のトラブルも相次いでいる。
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