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ワイン選びは“人工知能ソムリエ”におまかせ 味覚に合う1本を提案 今夏実用化へ
ワインの好みを人工知能が学習し、ユーザーの味覚に合ったワインを提案してくれるサービスを、カラフル・ボードが開発。8〜9月に実用化を目指す。
ワインの好みを伝えると人工知能(AI)が学習し、ユーザーの味覚に合ったワインをおすすめしてくれる――人工知能アプリを手掛けるカラフル・ボードが6月29日、そんなサービスを発表した。同社によると、食品卸大手の三菱食品と連携し、8〜9月ごろには店頭などで一般のユーザーが利用できる機会を設ける予定という。
店頭のタブレットでアプリを起動し、試飲したワインの「甘み」「渋み」などを5段階で評価すると、人工知能がユーザーの味覚を分析。ワインを一緒に飲む相手、シチュエーションなどを入力すると、事前に用意した50本のワインの中から、好みに合う1本をセレクトして提案してくれる。使えば使うほど精度が向上し、より好みに近いワインを提案してくれるという。
同社は、人工知能が個人のファッションの好みを学習し、コーディネートを考えてくれるアプリ「SENSY」を開発(関連記事)している。味覚の場合は同じ食品でも個人差があり、数値化が難しかったが、同アプリの技術を応用し、試飲の感想から好みを予測する方法を採用した。今後は酒類に限らず、さまざまな食品向けにサービスを提供する考えだ。
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