ニュース
Apple、「macOS Sierra」のパブリックベータ提供開始
Appleが一般ユーザー向けの「macOS Sierra」のβ版提供を開始した。Apple Beta Software Programから申し込むことで、対応端末に誰でもインストールできる。正式版は今秋リリースの予定だ。
米Appleは7月8日、Macの次期OS「macOS Sierra」のパブリックベータの提供を開始した。Apple Beta Software Programのページで参加を申しこめば、誰でもダウンロードできる。
Appleが発表している対応端末は、2009年後半以降に発売の「MacBook」および「iMac」、2010年以降発売の「MacBook Air」「MacBook Pro」「Mac mini」「Mac Pro」だ。
Appleは、β版をインストールする前に、「Time Machine」でMacのバックアップを作成するよう強く勧めている。Time Machineを使ってのバックアップ方法はこちら。
バックアップが完了したら、インストールページで「コードを使う」ボタンをクリックするとMac App Storeが開くので、指示に従って操作するとベータ版のダウンロードが始まる。ダウンロードが完了するとインストーラが起動するので、さらに指示に従っていく。
macOS Sierraの正式版は今秋提供開始の予定だ。新機能についてはこちらにまとまっている。
同日、モバイルOS「iOS 10」のβ版も公開された。
関連記事
- Apple、「iOS 10」のパブリックベータ提供開始
Appleが一般ユーザー向けの「iOS 10」のβ版提供を開始した。Apple Beta Software Programから申し込むことで、対応端末に誰でもインストールできる。正式版は今秋リリースの予定だ。 - macOSの「Safari 10」、Flashなどのプラグインが初期設定で無効に
Appleは、macOS SierraのWebブラウザ「Safari 10」では、FlashやJavaなどの“旧式の”プラグインを初期設定で無効にすると発表した。HTML5をサポートしていないプラグインが必要なWebサイトを表示するのが従来より面倒になる。 - Apple、OS Xを「macOS」に改称 Siri対応
Mac向け新OS「macOS」をAppleが発表した。 - WWDC 2016で発表されたことまとめ
Appleの年次開発者会議「WWDC 2016」で発表されたことを時系列で紹介する。ハードウェアの発表はなかったが、Apple Watchの横スワイプでのウォッチフェイス交換やiOSのメッセージアプリの新機能など、細かい新機能が多数紹介された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.